こんにちは。pogeraです。
今日は私が株式投資を始めたきっかけを書きます。
かなり個人的な内容、私見を多く含むので気分を害された方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
結論から言います。
お金に困る人生を送りたくなかったからです。
「そんなの当たり前じゃないか?」って思うかもしれないですが、大学時代に強くこのことを感じました。
私はとある地方で高校時代まで過ごしました。
当時は勉強して、大学→大学院まで通い、メーカーに就職する。というコースになんの疑問もいだいていませんでした。
地方では一応進学校に通っていたこともあり、大学ではとある旧帝大の工学部に進学しました。
しかし、大学入学を控えたときに、親からこんなことを言われます。
「うちはお金がないから奨学金を借りてくれよ」
その時は「そういうもんなんだな」としか思いませんでした。
大学時代は月10万円借りてました。
うち5万円を積み立てて、学費に、残りは生活費に充ててました。
しかし、生活していくうちに、気づきました。
月10万円借りてる人なんてめったにいません。
みんな親の仕送りで生活している。自分の小遣いのためにバイトしている。
私もバイトしていましたが、生活費やサークル活動費に消えていきます。
一日1000円以内でどう生活するか?
常にお金のことばかり考えて生活していました。
なんとかやりくりし、大学院に進みますがここでも奨学金。。。
大学4年、大学院2年で、合計660万程の借金から社会人生活がスタートします。
そんななら、大学院に行かずに働けよという意見もあると思います。
しかし、実際に学部で学べることって少ないです。
大学側が、理系は大学院に進んでから、ましてや博士課程に進んでこそだと言ってるくらいですからね。
さすがに博士には進みませんでしたが、就職していきなり年収以上の借金スタートです。
大学時代から、お金に関することに興味を持ち、いろんな本を読みました。
「どうして自分にはお金がないのか?」、「どうして世の中不況なのか?」、「お金持ちになるにはどうすればよいのか?」…etc
社会人になって、自分でお金を稼げるようになると、自然と株式投資を始めました。
幸いなことに投資を始めた2012年は、アベノミクスがちょうど始まった時でした。投資環境はよかったです。初めての投資でもだいぶ資産をプラスにすることができました。
自分で稼ぐようになると、保険はどうするか、固定費用削減のためにSIMフリー携帯に変えよう、家賃はなるべく少ないところに住もうとか、自分の裁量で資産を形成できます。
日々勉強です。当たり前のことです。しかし、
親も、学校も、会社も、友達も、誰も教えてくれません。
「お金のことについて話すのは、よくないことだ。」みたいな風潮があります。
でも、お金について知らないことは罪です。
ちょっと言い過ぎかもしれないですが、世の中お金がないとできないことだらけです。
お金がないから学校にいけない、友達との付き合いを我慢する。読みたい本を我慢する。
勉強も運動も、人付き合いも、本人の努力しだいで大抵どうにもなります。
しかし、ベースにあるお金はどうにもなりません。
幸いなことに社会人5年目くらいから、奨学金を全額返済できる目処が立ちました。
しかし、配当利回りのほうがよいので、繰り上げ返済をする予定はありません。
昔の経験があるからこそ、投資にも出会えたし、身の回りのお金の話に興味を持つことができました。
今はそれをプラスに考えています。
とりとめのない文章になってしまいましたが、同じように社会人スタートと同時に奨学金の返済に悩んでいる人がいましたら、少しでも共有できたらなと思います。