pogeraの米国株投資日記

1987生まれリーマンの米国株投資、資産運用日記、たまに趣味の話など




投資のきっかけ~お金のことは誰も教えてくれない~

こんにちは。pogeraです。

今日は私が株式投資を始めたきっかけを書きます。

かなり個人的な内容、私見を多く含むので気分を害された方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。

 

結論から言います。

お金に困る人生を送りたくなかったからです。

「そんなの当たり前じゃないか?」って思うかもしれないですが、大学時代に強くこのことを感じました。

 

私はとある地方で高校時代まで過ごしました。

当時は勉強して、大学→大学院まで通い、メーカーに就職する。というコースになんの疑問もいだいていませんでした。

地方では一応進学校に通っていたこともあり、大学ではとある旧帝大の工学部に進学しました。

 

しかし、大学入学を控えたときに、親からこんなことを言われます。

「うちはお金がないから奨学金を借りてくれよ」

その時は「そういうもんなんだな」としか思いませんでした。

大学時代は月10万円借りてました。

うち5万円を積み立てて、学費に、残りは生活費に充ててました。

 

しかし、生活していくうちに、気づきました。

月10万円借りてる人なんてめったにいません。

みんな親の仕送りで生活している。自分の小遣いのためにバイトしている。

私もバイトしていましたが、生活費やサークル活動費に消えていきます。

 

 

一日1000円以内でどう生活するか?

常にお金のことばかり考えて生活していました。

 

 

なんとかやりくりし、大学院に進みますがここでも奨学金。。。

大学4年、大学院2年で、合計660万程の借金から社会人生活がスタートします。

そんななら、大学院に行かずに働けよという意見もあると思います。

しかし、実際に学部で学べることって少ないです。

大学側が、理系は大学院に進んでから、ましてや博士課程に進んでこそだと言ってるくらいですからね。

さすがに博士には進みませんでしたが、就職していきなり年収以上の借金スタートです。

 

 

大学時代から、お金に関することに興味を持ち、いろんな本を読みました。

「どうして自分にはお金がないのか?」、「どうして世の中不況なのか?」、「お金持ちになるにはどうすればよいのか?」…etc

社会人になって、自分でお金を稼げるようになると、自然と株式投資を始めました。

 

幸いなことに投資を始めた2012年は、アベノミクスがちょうど始まった時でした。投資環境はよかったです。初めての投資でもだいぶ資産をプラスにすることができました。

 

自分で稼ぐようになると、保険はどうするか、固定費用削減のためにSIMフリー携帯に変えよう、家賃はなるべく少ないところに住もうとか、自分の裁量で資産を形成できます。

日々勉強です。当たり前のことです。しかし、

 

親も、学校も、会社も、友達も、誰も教えてくれません。

 

「お金のことについて話すのは、よくないことだ。」みたいな風潮があります。

でも、お金について知らないことは罪です。

ちょっと言い過ぎかもしれないですが、世の中お金がないとできないことだらけです。

お金がないから学校にいけない、友達との付き合いを我慢する。読みたい本を我慢する。

 

勉強も運動も、人付き合いも、本人の努力しだいで大抵どうにもなります。

しかし、ベースにあるお金はどうにもなりません。

 

幸いなことに社会人5年目くらいから、奨学金を全額返済できる目処が立ちました。

しかし、配当利回りのほうがよいので、繰り上げ返済をする予定はありません。

 

昔の経験があるからこそ、投資にも出会えたし、身の回りのお金の話に興味を持つことができました。

今はそれをプラスに考えています。

 

とりとめのない文章になってしまいましたが、同じように社会人スタートと同時に奨学金の返済に悩んでいる人がいましたら、少しでも共有できたらなと思います。




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